冷え性の原因は「お尻」?!二子玉川整体・整骨院の吉永です。
最初に質問です。あなたは冷え性ですか?特に、どこが冷えますか?
多くの人が悩む冷え性には大きく分けて「手足の末端型」「下半身型」「内臓型」の3タイプありますが、特に30代以降の方が悩まされるのが「下半身型冷え性」です。
下半身型冷え性は腰から下が冷える症状で、下半身の血流が悪くなることで起こります。その下半身の血流を悪くしている要因が、お尻にある「梨状筋」という筋肉。
梨状筋は大殿筋の下に隠れているインナーマッスルですが、梨状筋のすぐ下には足の血流をコントロールする機能を持つ坐骨神経が走っていて、梨状筋が凝り固まると坐骨神経が圧迫されます。そのため、血流が悪化して下半身冷え性になるだけでなく、酷い場合は坐骨神経痛も起こしてしまうのです。
梨状筋を固くしてしまう原因は主に、加齢・運動不足・デスクワーク等の腰に負担のかかる姿勢を長時間続けること。梨状筋のある辺りを押してみて痛いところがあれば凝っている証拠です。この凝りを解消しないと、下半身の血流は改善されません。でもお尻ってなかなか自分ではマッサージしにくいですよね。
そんな時にオススメなのがテニスボールを使った方法。ボールは左右の臀部用に2つ用意しましょう。仰向けに寝て両ヒザを立て、お尻の下の痛気持ちいいポイントにボールを置いて体重をかけます。この時、梨状筋の凝りをほぐすツボは「臀中(でんちゅう)」「環跳(かんちょう)」「胞肓(ほうこう)」です。1か所30秒程度圧をかけて下さい。尚、梨状筋をほぐすと腰痛や坐骨神経痛の改善にもつながりますのでオススメですよ。
すなわち、お尻を伸ばすようにストレッチしたり、整体・マッサージなどでお尻までしっかり揉んでもらうと冷え性、腰痛が改善される効果がありますので、ぜひお願いしてみて下さい。
以上
有難うございました。